ワークブーツ再生日記②:本気の「カビ取り」。ヤスリで削る勇気が、革を蘇らせる。
前回、食器用洗剤での丸洗いを終えたわが家のワークブーツ。

汚れは落ちましたが、根深く残る「カビ」の跡……。今回はこの難敵を撃退すべく、サンドペーパー(紙ヤスリ)で削り落とすという少し大胆な手法に挑戦しました!
1. 用意するのは「100均のヤスリセット」
今回使用したのは、ダイソーなどの100円ショップで手に入る「#200〜#600」がセットになったサンドペーパーです。安価で手軽ですが、その実力は十分。
【実践!カビ削り&ポリッシュの手順】
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STEP1:#240でカビを削り落とす まずは粗めの#240番を使用。アッパー全体を優しく、かつ確実に磨いていきます。 初めての挑戦で少し不安だったため、今回は様子を見ながらアッパー部分のみに集中。削り終わった直後は、革の表面が白っぽく毛羽立ち、「本当に大丈夫か?」と冷や汗が出るような状態になります。

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STEP2:#400で表面の「目」を均す 次に#400番に持ち替え、粗く削った面を均一に整えていきます。 磨けば磨くほど元の革の質感から遠ざかっていくようで、「もしかして失敗したかも……」と不安がピークに達しますが、ここで手を止めてはいけません。

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STEP3:乳化性クリームで「魔法」の保湿 いよいよ仕上げです。
カサカサになった表面に、乳化性クリームをじっくりと塗り込んでいきます。 すると、どうでしょう! クリームが染み込むのと同時に、削れて白んでいた革に深みのある色が戻り、劇的な変化が起こります。
2. リペア後のビフォー・アフター
完全にカビの根を絶つまでには至りませんでしたが、目立っていた黒ずみや斑点は見違えるほど綺麗になりました。

ヤスリをかけている最中の「取り返しのつかない感」は凄まじいですが、その後の保湿で見事に復活する姿は、まるで魔法を見ているよう。本革の持つ生命力と、メンテナンスの楽しさを改めて実感しました。
まとめ:次回、いよいよ最終回!
アッパーが綺麗になったら、残る問題はあの「剥がれたソール」です。 次はいよいよ最終章。専用ボンドを使った**「ソールの圧着編」**へと進みます。
果たしてこのブーツで外を歩ける日は来るのか!? 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

