長年スーパーカブを愛でていると、避けては通れないのが「樹脂・ゴムパーツの劣化」です。 先日、愛車のキャブレターを取り付けようとした際、やってしまいました……。

写真の通り、キャブ周辺にある樹脂ボックスの接続部をポキッと破損。 これ、正式名称をパッと言える方はかなりのカブ通かもしれません。
1. この部品、名前は何?
ネットで調べてみると、人によって呼び方が様々でした。
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ブリーザーセパレーター
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サブクリーナーボックス
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タンクストレージ(ホンダ正式名称)
自分のカブ(2002年製 50カスタム)のパーツリストを確認したところ、**「タンクストレージ」**と記載されていました。主にブローバイガスの分離や吸気音の抑制などの役割を担っている、地味ながら重要なパーツです。
2. 「メーカー欠品」の壁と、C90流用の知恵
さっそく純正部品を発注しようとしたところ、衝撃の事実が判明。 50カスタム用の品番は、すでにメーカー欠品。
カブなら何でも部品が出ると思っていたので、これには正直焦りました。しかし、ここで諦めないのがカブ主。ネットの海を泳ぎ、**C90用の純正部品(タンクストレージ)**が流用できるという情報をキャッチしました。
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結果: 取付も全く問題なし。
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走行フィール: 交換後に走ってみましたが、特に支障や違和感もありません。
形状が酷似している排気量違いのパーツを試してみるという、カブならではの「流用の美学」に助けられました。

3. 「カブといえども、ない部品はある」という教訓
「100万キロ走る」「一生モノ」と言われるカブですが、製造から20年を超えると、さすがのホンダさんでも供給が止まる部品が出てくるのですね。
これから冬本番。樹脂パーツは寒さでより硬く、脆くなります。 「古い車体に乗っている」という自覚を持ち、一つひとつの動作により注意を払ってメンテナンスしなければならないと、改めて身が引き締まる思いでした。
まとめ:ピンチをチャンスに変えて
部品の破損はショックでしたが、おかげでC90用の流用データを自分の経験として蓄積することができました。
50ccカブの生産終了も決まり、これからますます部品供給はシビアになるかもしれません。それでも工夫を凝らして乗り続けるのが、カブ乗りの醍醐味ですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。