クラの日記

趣味のスーパーカブや食べ歩きについて紹介します

バイク屋さんとの相談から見えるボアアップの意義:スーパーカブ

先日角目カブをボアアップしました。

 

ボアアップした動機は、

 

1.エンジンが非力なので馬力が欲しかった。(ツーリング仲間への支障がある。)

 

2.エンジンを弄る経験がしたかった。

 

からです。

 

ボアアップするにあたっては色んな不安がありました。

 

1.初心者ができるのか?壊れたりしないか?

 

2.ボアアップせずに別の110ccのカブを買った方がいいのではないか?

 

3.方向性。75ccとか88ccとか何が良いのか?

 

4.耐久性。排気量を上げたことでエンジンに負担がかかり壊れないか?

 

5.ボアアップ後のセッティング

 

色々悩んでいたのですが、2~4の不安についてはカブに詳しいバイク屋さんに飛び込んで相談しました。

 

自分は元々バイクに負担を掛けたくないのと、そんなにバイクに時間を掛けれないので、ノーマルに対応した75ccでのボアアップを考えていました。

 

知り合いのバイク屋さんも丁寧に話を聞いて頂き、75ccであればバイクにそれ程負担はかからないこと、オイル交換をまめにしていれば大丈夫なこと、セッティングもそれ程変更しなくて大丈夫なことをアドバイスして頂けました。

 

また、大きい排気量への買い替えは、自分は鉄カブが好きなことと、一旦ボアアップで対応しそれで物足りなければ買い替えを検討することにしました。

 

あとはバイク屋さんに頼むか、自分でやるかですが、結論としては自分でやりました。

 

当初は時間もなく、安心感も確保したかったので、相談したバイク屋さんにお願いするつもりでいました。しかし、工賃と自分で経験したい気持ち・何かあった時に対応できるスキルを身に付けたい(自己責任でボアアップしたい)気持ちが強くなり、自分でやってみました。

 

不安1については、

 

・事前に何回もユーチューブの動画を見てシュミレーション

 

・KITACO「虎の巻」を何回も読み、自分でできるか考えてみる

 

・スーパーカブ パーフェクトメンテを何回も読む

 

で対応しました。

 

ボアアップした今ではバイクも無事に動き、ボアアップも完成し、経験することができたので良かったと思っています。

 

しかし、もう一度経験したいか?と言われれば「あまりやりたくはない。」と考えています。

 

ただ、もう一度やりたいか?と言われれば少し考えてしまいます。

 

それは金銭面だったり、時間だったり、物品だったりです。

 

実際ボアアップの作業を始めてみると、元々の車両の状態や自分のセンスも関係し、本に書いてある以外のトラブルが多々発生します。またその場に直ぐに解決できない問題となるため、作業が中断し時間が掛かったり、その度に「自分にはセンスがないんだ。」「やらなければ良かった。」と精神面で凹みます。

 

また初心者が簡単に行おうとすれば、そのためだけの工具もあれこれと購入しなければならず、普段は不必要な工具やケミカル類(例:ガスケットリムーバー等)が増え、何かとお金がかかったのも事実です。

 

しかし、以上は自分でやってみたから言えることであり、バイク屋さんにお願いすれば確かに楽だし・時間もかからないけど、バイクが普通に走るありがたみや、別の意味でバイク屋さんのありがたみが心から分からなかったと思います。

 

以上が私のボアアップ「動機編」ですが、今後「実施編」・「セッティング編」と記載していきたいと思います。

 

カブ主初心者の方でこれからボアアップを考えている方の参考になれば幸いです。