職場の人間関係でも夫婦関係でも分かり合えないことって多くありませんか?
そのずれが大きいと精神的なストレスとなってしまいます。
また、コミュニケーションエラーから大きな事故に繋がることが考えられる場合は、特に注意が必要ですね。
今日はそんな時に参考になる「ラジオ」・「本」を紹介したいと思います。
「他者と働く‐「わかりあえなさ」から始める組織論」(宇田川元一著)です。
ポイントなるのが「ナラブティブ・アプローチ」というワードと「準備・観察・解釈・介入」という新しい関係性を構築するコミュニケーション方法です。
「ナラブティブ」とは色々な解釈があると思いますが、この本では「相手がどんな考えを持っているのかを深堀すること」「相手の立場を想像して、その中で自分がどう見えているか考えること」だと思います。
どちらかのナラブティブにどっぷり浸かるのでなく、相手の考えを理解した上で、新しい関係性を作り共存し合える関係を目指すというのが理想らしいです。
「準備・観察・解釈・介入」は分かり合えない相手に対し、
「準備」として、一旦とにかく相手の考えを置いておく。
次の「観察・解釈」で「ナラティブ・アプローチ」で相手を理解していくというながれでしょうか。
私はこのラジオを聞いて、凄い疲れました。
1人と関係性を築くのにここまで、考えないといけないのかと思ったからです。
気の合う方となら、ここまで考えなくても良い関係性を築けるからです。
しかし、家庭にしろ職場にしろ「共存」を考えた場合、この努力は必要なのかもしれませんね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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