車の車検中、代車としてMAZDAのフラッグシップSUV「CX-5(2200ccディーゼルモデル)」を借りることができました。

普段、軽のハイトワゴンに乗っている私にとって、CX-5はまさに別世界の車。せっかくの機会なので、山梨の郊外(中央市〜精進湖方面の広域農道など)を少し走り込んできました。
CX-5のディーゼルモデルを検討している方や、SUVへの乗り換えを考えている方に向けて、軽自動車オーナーの視点から感じた「本音のレビュー」をお届けします。
1. 「大きい」のに「運転しやすい」。マツダのデザインと視認性
まず車と対面しての第一印象は「大きい!」という圧倒的な存在感でした。 走行距離4,600kmほどの新車に近い個体で、車内にはまだ新車の香りが残っています。
大きな車体への不安もありましたが、実際に走り出してみると**「見切りの良さ」**に驚きました。周囲の状況が把握しやすく、足回りがしっかりしているため、大きな車体を操っているという安心感が非常に高いです。
2. シートとペダルへの執念。マツダが掲げる「人馬一体」の正体
室内に入って最も感動したのは、運転環境(ドライビングポジション)へのこだわりです。
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電動調整シートの進化: シートは高級感のある合皮製で、座り心地は抜群。特に「太もも裏」の調整ができる機能が素晴らしく、自分の体にシートを完全にフィットさせることができました。

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こだわりの「オルガン式アクセルペダル」: マツダ車といえばこれ。多くの車が吊り下げ式を採用する中、CX-5は床から生えているオルガン式です。踵(かかと)を浮かさずに微細なコントロールができるため、長距離ドライブでも疲れにくいと感じました。

乗り降りの高さもちょうど良く、まさに「優雅な気分」で運転を楽しめる空間です。
3. 2.2Lクリーンディーゼルの実力。静粛性とトルクの真実
期待していたディーゼルエンジンについても、良い意味で裏切られました。
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静粛性の高さ: かつてのディーゼルのような振動や音、臭いは一切ありません。室内は非常に静かで、高級セダンに乗っているような感覚です。
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加速のフィーリング: 「ディーゼル=出だしの猛烈なトルク」という先入観がありましたが、実際は意外にも「出だしはマイルド」。踏み込むとじわじわと力が湧き上がってくるような加速感で、誰が乗っても扱いやすい特性にチューニングされていました。
パドルシフトを駆使して山梨の峠道を下ってみましたが、思い通りの減速ができ、SUVであることを忘れるほど「運転する楽しさ」を味わえました。

4. 燃費とサイズ感。日常使いでのリアルな評価
気になる燃費ですが、計器上の推測では1Lあたり15km前後。2.2Lの排気量とこの車重を考えれば、かなり優秀な経済性と言えます。
強いて欠点を挙げるなら、やはりその「サイズ感」でしょうか。 狭い路地が多い場所や、スーパーの駐車場では気を使う場面があるかもしれません。もし私と同じように「もう少しコンパクトで日常使いしやすいサイズを」と考えるなら、CX-3という選択肢も非常に魅力的に映るはずです。
まとめ:マツダの「モノづくり」の良さを再確認
今回の試乗を通して、マツダが追求する「走る喜び」を肌で感じることができました。
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ゆとりのある大人の走りを楽しみたいなら「CX-5」
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軽快にマニュアルで操る楽しさを求めるなら「マツダ2(スポーツモデル)」
など、マツダのラインナップはどれも個性が光っています。 車検の代車という短い時間でしたが、改めて「良い車とは何か」を考えさせられる素晴らしい体験でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。



