今年1月に治療した左肩について
その後痛みがぶり返してきました。
また腕も真横から肩から上に腕が上がらなくなってきたので、再び近所の整形外科に行き、注射を打ってきてきました。
2回目の治療となったので、自分なりに40肩・50肩についてきとんと調べてみました。
一般的に言われている40肩・50肩は医学的には「肩関節周囲炎」というそうです。
◎代表的な症状としては
・肩の痛みで、動かした時や動かさない時でもズキズキと肩や腕に痛みが走ります。
・その他、腕が上がらない・髪を結うことができない・エプロンの紐を結ぶことができない。
といった症状があります。
私の場合も、左肩の痛みと腕が上がらないといった症状でした。
◎診断
肩関節周囲炎はレントゲンでは特徴的な症状はありません。
レントゲン検査は、レントゲンで診断できる石灰沈着性腱板炎や変形性肩関節症を除外するためにも必要な検査となります。
肩腱板断裂を除外するために、超音波検査やMRIを行うこともあります。
私の場合もレントゲンを撮りましたが、レントゲンでは異常はみられず、エコー(超音波)検査の結果と、症状から「肩関節周囲炎」と診断を受けました。
(多分「腱板断裂」でもないと思います、、、)
◎治療
状態によっては自然に治ることもあるようです。
・痛みや炎症に対して
消炎鎮痛薬の内服や外用薬
痛みが強い場合はステロイドの関節内注射を行います。
ステロイド注射をしても痛みが続く場合はヒアルロン酸を関節内に注射します。
・肩の拘縮に対する治療
肩周囲の筋肉が癒着して動きが悪くなっている場合はハイドロリリース(筋膜リリース)で痛みの原因となっている「筋膜」(ファシア)の癒着を改善します。
具体的にはエコ-で対象の筋肉を確認しながら、筋肉と筋膜の間にステロイドや生理食塩水を注射します。
私の場合はケナコルトというステロイドを注射しました。
1週間で症状が改善しない場合は、ヒアルロン酸を打つとのことでした。
◎その他の治療として
リハビリ(電気治療)やストレッチを勧められました。
私は定期的に通うことができないので、今回は注射をして経過をみることにしました。
因みに、ハイドロリリースは保険が適用されます。
但し適用される回数や部位には限りもあるようなので、診察を受ける医院に確認してください。
◎再発予防
注射をすれば確かに症状はかなり改善しましたが、私の場合は再発してしまいました。
腕は日常生活では支障がない範囲で動くようになりました。
注射をしてから3日経ったのですが、痛みは完全に取りきれてはいません。
筋膜が癒着していて、炎症を起こしているということなので、今回は自分なりに過度に動かさない方がいいのかな?とも思い、左肩は安静を心がけています。加えて、痛みのない範囲内で、筋膜が動くイメージでマッサージをしています。
50年も生きていればどこかしらガタが出てきます。
上手に症状と付き合っていかなければならないこともあると思います。
今後も無理せず、肩の経過をみていきたいと思います。
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