40代からのカブライフ

40代から乗り始めたスーパーカブや日々の日常について綴っています。

本物の「強さ」とは何か?井上尚弥の偉業と、大晦日に現れる“タジキスタンの侍”

先日、サウジアラビアの地で再び歴史が動きました。ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥選手。 結果は判定勝利でしたが、内容を見ればその凄まじさは一目瞭然です。これで4団体統一王座の防衛は6回目、世界戦の連勝記録は「27」へ。

世間はつい「KO決着」を期待してしまいますが、完全アウェイの海外で、これほどまでの緊張感を維持し、年間4試合という過密スケジュールをこなしながら勝ち続ける。この事実だけで、彼は正に「生ける伝説」と言えるでしょう。場所も相手も関係ない。ただそこに「最強」が君臨している――その姿に、私たちは真のチャンピオンの気高さを感じずにはいられません。

12月31日、もう一人の「侍」がやってくる

そんな井上選手のストイックな姿に重なる格闘家が、大晦日の「RIZIN師走の超強者祭り」に参戦します。タジキスタンの若き怪物、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手です。

先日、彼のインタビュー動画を見て驚きました。受け答えはどこまでも丁寧で、礼儀正しい。しかし、ひとたび試合映像を見れば、打撃も寝技も手が付けられないほどに強く、恐ろしいまでの殺気を感じさせます。

驚くべきは、そのストイックさです。来日から試合当日まで、持参した食事以外は一切口にしない。勝利して初めて、日本の「寿司」を口にするというのです。その佇まいは、現代に現れた「侍」そのもの。徹底して自分を律する彼の姿に、私は一気に心を掴まれてしまいました。

朝倉未来選手への「違和感」の正体

対するは、日本格闘技界の顔、朝倉未来選手。 彼はYouTuberとして、またBreakingDownのプロデューサーや経営者として、凄まじい影響力を持っています。しかし、かつての桜庭和志選手や青木真也選手、堀口恭司選手といった「格闘技一本」に命を懸けてきた先人たちを愛するファンからすると、どこか心から応援しきれない「違和感」があるのも事実ではないでしょうか。

BreakingDownの盛り上がりは凄まじい反面、演出としての「幼さ」や「チャラつき」が透けて見えてしまう。多才であることは素晴らしいことですが、シェイドゥラエフのような「純粋な強道(きょうどう)」を歩む者と比較した時、どちらを応援したくなるかは格闘技ファンの性(さが)かもしれません。

最後に勝つのは「華」か、それとも「信念」か

大晦日、華やかなエンターテインメントを背負う朝倉未来と、ストイックなまでに「強さ」だけを追い求めるシェイドゥラエフが激突します。

井上尚弥選手が見せてくれた「本物のプロフェッショナル」の姿を、シェイドゥラエフ選手の中にも見てしまうのは私だけでしょうか。大晦日、彼が最高に美味しい「寿司」を食べて帰国することを、私は願ってやみません。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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