40代からのカブライフ

40代から乗り始めたスーパーカブに関することについて綴っています。

【目から鱗】13年前の軽から最新「フレア(ワゴンR)」に乗ったら、進化が凄すぎて震えた

先日、いつもお世話になっているディーラーで定期メンテナンスの際、代車として新型マツダ・フレア(MJ95S・ハイブリッドXS)を借りる機会がありました。

「まあ、今どきの軽自動車の代車か」と軽い気持ちで乗り出したのですが……

物凄く良い意味で裏切られました。

私の比較対象が、約13年前のフレアワゴン(MJ34S)なので「そりゃ、そうだろう!」と言われるかもしれませんが、この13年の“技術の跳躍”は私の想像を遥かに超えていました。

◆ 外観:派手さに頼らない「イケオジ」の潔さ

新型フレアMJ95S

まず目を引くのが、直線的でスポーティなスクエアデザインです。 最近の軽自動車に多い、メッキをこれでもかと盛った「派手ハデなカスタム系」とは一線を画しています。落ち着きと知性を感じさせる佇まいは、まさに長く付き合える「イケオジ」のようなデザイン。大人が街でサラリと乗るのに、これほどサマになる姿はありません。

◆ インテリア:13年前とは別世界の「剛性感」と「シート構造」

ドアを開け、シートに腰を下ろした瞬間に「おや?」と感じました。

  • 驚異のフロントシート: 座面がお尻を優しく包み込み、サイドのホールド感も良かったです。背もたれはハニカム構造のように体圧が絶妙に分散され、長距離でも全く疲れる気配がありません。(※リアシートはやや硬めに感じました)

  • 欧州車のようなドアの重厚感: 驚いたのはフロントドアを閉めた時の「音」と「重み」です。リアドアと比べるとその差は一目瞭然で、引き締まったボディ剛性の高さを感じました。

ダッシュボードやエアコン周りも直線基調でまとめられ、クラスを超えたプチ高級感があります。大画面ナビは視認性・操作性ともに抜群で、スマートフォンのように直感的に扱えるのにも感動しました。

直線的で高級感のあるインテリア

◆ 走り・足回り:昭和の男、ついに「運転支援」に降伏する

借りたのはターボ無しの自然吸気(NA)モデルでしたが、スズキのハイドロリックな技術が光る「ISG(モーターアシスト)」が本当に優秀でした。

  • 街乗りはストレスフリー: 発進時の低速域からモーターがクッと力強くアシストしてくれるため、ストップ&ゴーの多い市街地ではパワー不足を一切感じません。エンジン音や室内も驚くほど静かです。

  • 峠道での本音: さすがにエアコンをフル稼働させた峠の登り坂では「もう少しパワーが欲しいな」と思う瞬間はありました。しかし、トレードオフとなる燃費を見れば、日常使いで文句を言う人はいないはずですし、「あと少しだけ力が欲しいかな」と感じる程度です。

  • 足回りのしなやかさ: 標準装備の「ヨコハマ・ブルーアース」と、リフレッシュされたブッシュ類の相性が抜群。路面の凹凸を綺麗にいなし、フラットで上質な乗り心地を提供してくれます。

そして何より、昭和生まれの男として白旗を上げたのが「運転支援システム」です。 正直に言えば、乗る前は「そんな過保護な機能、男の運転に必要ないだろう」と少し馬鹿にしていた部分がありました。しかし、いざ最新のシステムに身を委ねてみると、長距離の疲労やストレスが劇的に軽減されることを体感。「テクノロジーは人を幸せにするためにある」と、認識を改めざるを得ませんでした。

◆ 燃費性能:エアコン全開でこの数字!?

市街地から峠道まで、エアコンをガンガンに使用して走った結果、燃費はリッター21〜22kmをマーク。 特別なエコランを意識せず、流れに乗ってこれだけ走るのですから、財布への優しさは圧倒的です。

◆ 総評:SUZUKIのクルマ造りに、ただただ脱帽

一言で表すなら、乗っていて「最高に快適で、楽しかった」。 1人で通勤する、あるいは日常の足として使うガジェットとして、これ以上の正解があるでしょうか。スズキ(OEMですが)の軽自動車造りの執念とクオリティの高さを、肌で体感した1日となりました。

13年前にハイトワゴンが出始めた頃も「広い!運転しやすい!」と感動したものですが、自動車の進化の歩みは止まっていませんでした。

「最近の軽自動車なんて…」と思っている方にこそ、ぜひ一度乗ってみてほしい。 クルマの進化に、心からワクワクさせられた体験でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!